代々木小保護者は、山谷小児童の安全と教育を受ける権利は尊重したいです。
しかし、山谷小学校児童を原則、全員代々木小に「転校」させようとする渋谷区教育委員会の提案は、子供たちの教育環境に混乱をきたす危険性が高いため、また様々な問題を生じさせるため、私たちは断固反対します。理由としては次のとおりです。
1 今回の提案は実質「統合」であり、実施までにすでに数ヶ月。このような「統合」は極めて異例です。 子供たちを「実験材料」にすることはできません。
「新校設立」が明言され、代々木と山谷の良さを併せ持つ新しい教育過程を準備するとの話がありました。異なる学校で異なる教育を受け、異なる友人関係を育んてきた子供たちの教育環境を統合するには、教育現場を混乱させないため、また子供たちを傷つけないために、通常は数年かけて交流を重ね、慎重かつ丁寧に準備を進めるのが一般的です。
説明会では、本町学園の話をあげ、「極めて短い準備期間」で無事成し遂げたノウハウがあるので安心してほしいとの説明でしたが、その場合でも3年以上かけていたことが質疑によって明らかになっています。そのような重要な事実を隠して計画を強行しようとする教育委員会の姿勢に不安と不信感を募らせた保護者は少なくありません。
この提案と同様の先例はあるかとの質問に、「私どもは承知しておりません」との答弁がありました。
それほどの前例がない計画であるにも関わらず、リスクの検討を一切しないまま、任せて下さいとの一言で片付けてしまう、あるいは先生方に丸なげしてしまうこの提案は、極めて危ういものです。
「実験」どころか「冒険」だという保護者の発言もでています。子供たちを極めて危うい「冒険」に晒すことはできません。