この春、突然我が校(渋谷区立代々木小学校)に大きな問題が降りかかりました。来年4月に全校生徒100名余りの我が校に,隣校(山谷小学校)からほぼ全校児童200名余りが転校生として来て一緒に過ごし、2年後には両校廃校になり、新校が設立されるという計画だそうです。教育委員会からの説明に学校内が大きく揺れています。そんな状況にあることを、大勢の方に知って頂きたいと思い、慣れないブログを始めることにしました。

 そして、 これは個人のブログですが、問題の経緯が非常に複雑で、デリケートな問題をたくさん含んでいますので、それらについては自分の考えは置いて、一保護者の知っている範囲で学校や周囲で起こっていることをただ伝えるように努めたつもりですが、あまりに強引で拙速なやり方に思わず感情が入ってしまった部分も多々あります。どうかご理解の上、ご覧下さい。

2012年11月22日木曜日

58 11/21 両校保護者合同説明会が開催されました

本日山谷小体育館にて行われ、4、50名程の出席でしたでしょうか、とにかく並んでいた椅子がたくさん空いていました。それでも代々木小と山谷小の出席者は同じ割合くらいであったかなと思います。山谷小はお父さんの姿が目立ちました。

手書きのメモと記憶から記しましたので、それなりにお読みください。

質疑応答では

山谷小父兄から
○合同説明会を望んでいた。
○負担をかけることになるが宜しくお願いしたい。
○来年度から代々木小ではトイレの数が不足ではないか。子供の健康面が心配。
→トイレに関しては、増やせない。来年度になってどうしても不足であればその際に検討する
○教育委員会の用意した説明会は、建築面の話ばかりだが保護者として良いのか。
○最初にカウンセラー2名をつける、というのではなく、先に子供の現在の心境の聞き取りをして、心情を把握することが大事ではないか。カウンセラーを増員すれば良いという考えは安易ではないか。
親にも言えない子供の心情を丁寧に聞き取りしてほしい
→その通りで、子供の気持ちを把握することを実践していきたい。またカウンセリングは効果が実証されているので、増員配置したい。しかし、心を許せる相手が子供によって担任であったり、養護教員であったりと違うので、一人一人にあった方法を考えたい。


代々木小からは、
○吹き抜けから、児童が落ちたりしないか心配。小学校に吹き抜けが必要か。
→柵を設ける予定で児童が落ちることはない。
○新校の名についての要望。代々木という名は全国に通っている。
→本町学園の時も名前も校章も地域の人が考えた。今回もそのように、皆さんを交えて検討したい。
それもご意見のうちの一つ。
○納得できていないうちにここまできてしまった。同じ子を持つ親として山谷小さんとは保護者レベルでもっと話し合いをしたかった。
○狭すぎて校庭開放時に事故が起きやすくなる。その時の対応等についての質問
→学校設置基準があり、児童数に対して校庭の必要な広さは決まっていて全国統一である。都心の学校は基準を満たすのは難しい。現在の山谷も代々木もしかり。しかし、その中でも最大限配慮した設計にした。
○子供の割合が2:1になるから、先生、校長先生の配置に配慮してほしい。
→現在検討中。心配、配慮してほしい点があれば遠慮なく申し出てほしい。
○公立とはいえ新校の基本理念が決まったら、早く公表して周知してほしい。
○子どもたちの交流が始まって少しだが展望が見えてきた。しかし、日々積み重ねてきた学校生活が全然違うものを送ってきたので、スタートする時に少しでもその違いを減らせるようにしてほしい。
○教育委員会のやり方は安易すぎる。もう少しじっくり渋谷区の教育について展望をもって、新校についても検討してもらいたい。山谷小の児童の安全は転校した時点で守られる。慌てて新校を建ててしまわないで、「渋谷区立小中学校のあり方検討委員会」の答申を待ってからでも良いのでは。
○今回の説明会の開催時間が母親にとっては参加しづらい時間帯。また、代々木のPTA会長の一名が参加できていない。ちゃんと打ち合わせしてから開催してほしい。
○放課後クラブについての人数と夏休みのあり方について質問
→代々木3~40人。山谷6~70人。夏休みに山谷小では基本的にA会員は受け入れていないが今後検討したい
○過去、山谷小の運動会が代々木で開催されたことがあり、狭いとの意見を聞いた。来年度どうなるのか。時期は。
→春は難しいと考えていて、おそらく秋開催になると思う。
○来年度から、いろいろな問題が起きても、おそらく、現場の先生や両校の父兄が頑張って多くの問題は乗り越えて行けるかもしれない。でも頑張れば頑張るほど、この強引なやり方が、渋谷区では当たり前の方法。成功例として紹介され、また他の学校や他の地域で行われることになるかもしれないと複雑。
→意見としてうかがっておく。
○この問題は建て替え問題から始まっていて、それを盾にして、保護者の要望意見を通さなかった。最初に耐震と、補修工事ができないとしたことを示す書類は、文教委員会で大変もめていたようなので気になる。見せていただけるのか。
→平成21年に第二次耐震審査が行われ、評価に値しないとのこと。それで我々も驚いた。慌てて2.3年生を移動してもらった。補強したとしても公的には認められない状況。またコンクリート自体も50年をすぎて、もろくなっているので、工事に踏み切った。財団法人まちづくりセンターからの書類があり、教育委員会に来てくれればお見せできる。


以上質疑応答の部分のみ記しました。

子どもたちの交流が始まったとのことで、本当に強硬にここまでやってしまう組織なんだとぼんやりしてしまったのと、山谷小さんをお迎えして一緒になった後も、教育委員会へのこのやり方に対しての抗議と注視は続けるべきだと改めて感じました。
本当に、このことを決して正当化せずに、表向きには示さないのでしょうが内々ではしっかりと考えを直してもらいたいと思うのです。

この問題が出てきてから、手紙や行事などで教育委員会の存在を意識するようになり、その、仕事の多さには驚いています。それだけの量をこなしているのなら、教育家として、政治に巻き込まれないように児童を守り、児童生徒の教育に全身全霊を傾けて下されば、渋谷の教育は素晴らしいものになるのではないかなと想像します。

2012年11月9日金曜日

11月9日(金) 第1回渋谷区立学校のあり方検討委員会 傍聴を

11月9日(金)10:00~
渋谷区役所前駐車場地下一階A会議室 

傍聴はどなたでもできるそうです。
各委員さんがどのような発言をするか、結論ありきで話がされているのか、注目しなければいけないと思います。
詳細はこちらより

2012年11月6日火曜日

56   11月11日(日)10:00~ 山谷小にて地域説明会が行われます

会場・山谷小学校 体育館(2階アリーナ)
教育委員会より、山谷小校舎建て替えの基本計画(案)の地域向け説明会があります。
どなたでも参加できるそうです。

詳細はコチラです

新校校舎の概要、スケジュール、校内配置等の詳細な内容の説明が予定されているようです。

2012年10月23日火曜日

55 地区運動会はやっぱり疲れる

今年は、千駄ヶ谷小での開催ということで、少し代々木地区の参加人数が少なかったなという印象でしたが、代々木一丁目が堂々の優勝。
最後のリレーは、高得点なので最後まで優勝がわからない状況で、非常に盛り上がりました。子供も大人も風のように速く走る姿をみて、非常に爽やかな気持ちになりました。どころか感動してしまいました…
地域が一体になってお互いに応援し合って、この子はうちの地域の子供だと認識して頂けたり、子どももなんとなく地域の皆さんの顔を覚えて親しめる絶好の機会だと思います。
それにしても、一日中走ったり、応援したりして帰宅後はしばらく動けませんでした。次の日はもっとひどいことになりました。
大人も本気で走って、転んで恥をかいたり、怪我などもしてしまうのですが、そういうところがなんとも言えずこの行事の良いところだと、私は個人的に思っています。


2012年10月21日日曜日

54 明日は千駄ヶ谷地区運動会です

毎年、千駄ヶ谷地区、鳩の森小と千駄ヶ谷小と代々木小の3校持ち回りで開催されています。
今年は千駄ヶ谷小学校で行われます。千駄ヶ谷小はおそらくこの辺りでは珍しい土のグラウンドですので、靴や靴下が土ぼこりで汚れる感じが、何とも懐かしい場所です。
歴史も古く、グラウンドの隅に昔の門の跡らしき石などが残されていて、伝統を感じさせてくれます。
鳩の森小と代々木小の前身ともいえる千駄ヶ谷第二尋常小学校(仰徳国民学校・現在の代々木駅東側ドコモタワー近辺)も、この千駄ヶ谷小学校の人数が増えていったのでそれぞれ開校となったと年史で読んだことがあるような気がします。
戦争で仰徳国民学校の校舎が燃えてしまったときは、鳩の森小(明和国民学校)の児童と、原宿署庁舎を借りたり、青空教室であったり、二部に分けて勉強をしたそうです。
歴史的にも繋がりがあり、年間に幾つもの行事を一緒に続けてこられてきて、現在の形ができあがっているのだと思います。
地区運動会は地域対抗の運動会で、九つの町会で割と本気で点数を競い合う、楽しい行事ですが、代々木小がもしなくなったとしたら一体どうなるのでしょうか。今は代々木小でも三年に一度行われているので、参加者は割と多いです。ですが、ここで行われなくなって2校で回すことになった場合、数年は、代々木小であった記憶がありますので元代々木小の児童も参加すると思うのです。それでも、その先近い将来、山谷小としてしか過ごしていない児童や親の世代になったときに、この行事に参加する家庭や子供がどれだけ残るのでしょうか。ちょっと想像に難いものがあります。

2012年10月16日火曜日

53 署名2570名分が教育委員会に提出されました。

本日、「渋谷区の子どもの教育環境を守る会」が教育委員会を訪れ、本日までに集まった2570名分の署名を提出しました。
明日10/17日、関係記事が東京新聞に掲載される予定だそうです。


2012年10月14日日曜日

52 今日も校庭開放が楽しそうです

校庭開放でサッカーが始まったみたいです。
今日はお父さんやお母さんも入ってやっているようです。女の子も人数が増えました。
卒業生もいますね。みんなの楽しそうな声が響いています。

そういえば、卒業生が校庭門を通りかかる時に、校庭開放をみながら歩いているのをよく見かけます。いつも校庭にいた子達です。誰がいるかな~。っていうような顔をして。まだまだ一緒に遊びたいのだと思います。
時々今日のように、遊びに来てくれる子もいます。懐かしい顔。在校生たちもそんなときは嬉しいようです。

51 仮囲いの改善~災害時、校庭門から出入り可能に~ 


交通安全教室が行われた日、一時的に囲いが取り払われ、扉の幅が広げられ、また中央部分の高さが低くなりました。そのような違いが見て取れます。それと同時に上のような表示板が掲示されました。




2012年10月12日金曜日

50 防災上の心配~仮囲い・地盤~ 

この場所は、昔小さい川が通っていたと言われている箇所で、地盤が緩いのではないかと、疑問があがっていました。3.11の際もこの際に建っている校舎の揺れがひどく、しばらくこちら側の児童を反対側の校舎に移して授業してくださっていました。 校舎の一部が損傷したのもこのあたりだと思います。
そのような場所に児童が入るプレハブを建てるのか。と6/16の説明会でも質問が出ていました。その時の回答は、地盤調査を行ってから建てるのでご安心くださいとのことでした。それを今からなさるのか終わっているのかはわかりません。
 その時の質問では、この付近は、災害時仮設トイレを設置する場所で、地下ピット(コンクリートの空間)になっているとのことでした。
代々木小では、地域や区と一緒に独自の避難所マニュアルが進行形で作られていて、危機感を持って災害時のことを検討して下さっていて、意識の高い方がいらっしゃいましたのでこのような質問も出たのだと思います。
工事の説明会には出られなかったので、その辺りがどうなったか確認して、またお伝えしたいと思います。

先日できた囲いを見ると、いろいろ本当に心配になります。
人の出入りがしづらそうです。
作業員の方も、肩をすぼめて出入りするような小さい小さい出入り口が二箇所。校舎側に接して1.5Mほど開いている部分はありますが。3.11は、一時校庭が一杯になるほどたくさんの方が避難して来られました。半分は児童と保護者、あとは近隣の会社員の方々が校庭門から次々に入って来られ、本当に揺れている時は、校舎付近も危ないので離れました。

その実経験がありますので、校舎の真下しか通れないこの防護壁では、保護者の間に不安が生じるのも当たり前です。 正面の門は校舎の中を通らなければ校庭に出られませんから、避難所として大事なのは校庭門です。
保護者の要望によって開かれた説明会で、そういった点など幾つか保護者からの指摘があり、扉をジャバラにするなどの改善をすると回答があったようです。



2012年10月11日木曜日

49 掘削作業~囲いの向こう側~ と校庭開放

昨日、学校へ行く用事があり、囲いの中を覗いてみました。人工芝ごと掘り返しの作業が行われていました。
6年生の窓からは丸見えだそうで、児童が作業の様子を話していました。

鉄棒は登り棒の隣に配置されました。これは意外としっくり馴染んでいたように見えました。ただ、一輪車が囲いを越えた向こう側に取り残されており、いつも鉄棒につかまって一輪車で遊んでいる女の子達の姿が見えませんでした…。

校庭開放では、たくさんの子供たちが遊んでいました。近くの学校の子どもも10名ほど来ていて、狭い校庭いっぱいに使って遊んでいます。ここに、あと200人…。どうやって遊ぶのかな。素朴な疑問が湧いてきます。
昨日もおそらく1年生から6年生、女の子も入ってサッカーをやっていました。
すごく楽しそうです。特に昨日は小さい子が多かったです。 他にもおそらく児童の兄弟だと思いますが未就学の子供を連れてお母さん達が遊びに来ていて、在学児童がその子達と遊んであげたりしている様子をみかけました。お友達同士でいるのに、小さい子と遊ぶことにも何の抵抗もない、当たり前のこととして代々木小学校には根付いていることを改めて感じました。

2012年10月10日水曜日

47 現在の署名用紙はまとめられ、教育委員会宛提出されます

現在集計されております。
お手元に記入済のものがある方は、至急、用紙に記されている連絡先までご連絡願います。
集計後提出され、今後またお願いする場合は、また内容も少し変わっていくようですので、現在の署名用紙については終了となる見込みです。
皆様のご協力に大変感謝しております。

2012年10月7日日曜日

46 代々木小 校庭に仮囲い



アッという間に、囲いができ、校庭門は閉ざされました。(2012.10.7)
東京は子供の遊び場が少なく、校庭開放を楽しみにしている子供が多いのですが、秋休みの間校庭開放は行われませんでした。
 何につけても思うのですが、普通なら仕方ない、と諦めるところでしょうが、不信感や不安感が払拭されないままの工事開始で皆さんの不満や心配が募っています。

2012年10月3日水曜日

44 10月3日(水)文教委員会13:30からあるそうです

山谷・代々木小問題が、取り上げられる確証はないのですが、どういう場で子供たちのことが話し合われているか、一度ご覧になってみるのも良いと思います。渋谷区役所5階区議会事務局受付けであったと思います。簡単に手続きできます。
一人ひとりが他人事と思わないことが一番大事かな。と反省の意も込めて思うことが多々あります。

2012年10月2日火曜日

43 渋谷区ニュース

渋谷区ニュース本日配布のものです。コチラからご覧になれます

3)渋谷区立学校の在り方 検討委員会について  
「人口減少社会を踏まえて、将来の義務教育を担う区立小中学校の学校規模は如何に
あるべきか」をテーマとして、これまで教育委員会で実施してきた地域に開かれた学校づくりや、特色ある教育活動など、本区独自の教育施策の評価を視野に入れながらご審議をいただき、一定の結論を得てまいりたいと存じます
 
と記されています。なぜ、この検討委員会でこのテーマを審議されないまま拙速に山谷小と代々木小は統合されるのでしょうか。
 説明会で、保護者から意見が出たから(新校設立案を)検討したところ、教育委員会で合意されたという説明でした、そのように簡単に決めるものではないことは、保護者は他の地域のことなどを勉強してわかっている方が多いです。
混乱を最小限にして、お互いに廃校させずに山谷小児童の安全を守る方法は他に本当にないのでしょうか。

42  明日は全校遠足です

最近少し投稿の方ががおろそかになってしまっていて、見て下さっている方には申し訳なく思っています。

先日臨時総会がありました。保護者が腹を割ってというのでしょうか、保護者といっても立場は様々です。そのそれぞれの立場から、いろいろな思いをお互いに出して、共有することもできた非常に有意義な会であったと思います。
涙を流した方もたくさんおられました。
笑いもたくさん起こりました。
でも、秋休みから工事が始まると連絡された私たち保護者は、皆心中は戦々恐々としています。子供たちのことを考えて、心を合わせて立ち向かおうという空気が強く感じられました。

 いろいろ書きたいこともありますが、明日は代々木小学校の全校遠足です。
縦割り班で、高学年が低学年をフォローしながら一日過ごすようで、おみやげ話が楽しみです。お弁当づくりがあり、寝過ごしてはいけないのでこのへんで今日は失礼したいと思います。

2012年9月21日金曜日

41  渋谷区議会 本会議2日目 ご報告


一部傍聴できましたので、ご報告いたします。
手書きのメモからの報告ですのでご参考までにご覧下さい。
純粋無所属議員さんの質問に区長さんと教育長さんがそれぞれ答弁されました。

○山谷小の建物が古いことがわかっていたのに、大和田などの箱物を優先してしまったのでは。
  区長の思いつきには、職員も振り回されている。
 区長→山谷小児童の安全を守るため、適切な学校運営を図るため。このような結果になった。

○6/16説明会の議事録を改ざんしたと指摘されているが、教育委員会内部で確認したもののはずなのに、なぜ訂正したのか。 何で改ざんしたのか。
 教育長→改ざんと言わないで下さい。議事録は校長PTA会長に確認をとってから配布しています。

○代々木小の説明会中に、今までの認識の違いを認めて、新たな認識をされたのに、それを教育委員や区長に報告されたのでしょうか。
教育長→平成16年からの学校選択制で19.20年度以外は毎年山谷地区から代々木小に子供がきている。代々木地区からも山谷に行っている。山谷と代々木は行き来があった。そうであれば、保育園、幼稚園などで一緒であったりして親同士も交流があると思っていた。
 それが、山谷が嫌だから、代々木に来ているとの意見であった。

(当時の議事録では、教育長がお互いあっちが嫌だからこっちを選んだのかという質問をされましたが、質問者は、それにはつられずご自分の質問に軌道修正しておられます。)

とにかく野次がひどく、若い議員さんを気の毒に思いました。
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西原幼稚園について廃園の検討し直し、また採択された請願書への対応を誠意を持って行うよう意見がでましたが、
 → 保護者に説明して理解して頂いていることですから、変更はありません。
 → 請願については採択されましたが、その請願自体が、西原幼稚園のことを指しているとは、どこにも書いていない。
 傍聴席に若いお母さんが数名座っていらっしゃったので、おそらく保護者の方ではないかと思いました。 どんな思いでおられるかお察しいたしますし、ゆるされれば一度お話をうかがってみたいと思っています。





2012年9月19日水曜日

40 9/20(木)渋谷区議会 定例会 本会議 があります。

 山谷小建て替え問題関連の質問が幾つか予定されていますのと、議題に「渋谷区立学校の在り方検討委員会条例(制定)」が挙げられています。これも注目しなければいけない議題だと思います。

 また、西原幼稚園廃止問題で「渋谷区の区立幼稚園存続を求めるための請願」が昨年12月の本会議で採択されましたが、その後の対応も、他人事ではないと思います。その件も議題に上がっていますので是非、ご確認頂きたいと思います。
  
  質問など  コチラから ご確認ください。

2012年9月18日火曜日

39 説明会③ デメリットはない

 どれもこれもそうなのですが、最初の説明会から、保護者側が一貫して訴え続けていることの一つに、教委側が転校・統廃合によるデメリットを全く示してくれない。認めない。ことがあります。

 今回の説明会では、「代々木小学校には教育的にデメリットはありません!」と言い切ってしまわれ会場は騒然としました。

 認めない、示さない。ということは、それらの問題に対する用意が全く出来ていない。考えていないと保護者側は受け取ってしまいます。もし、教委さんが、事前にちゃんと詳しく前例を挙げて、このような事例には、こういう対策をして予防します。このようなことが考えられるのでこのように…。それでも起こってしまった場合は、このようにする予定です。もし、保護者側から心配があれば、一緒に考えましょう。くらいの用意・提示があれば、もう少し納得する人も出たでしょう。

 しかし、心配の種を訴えても、「これから検討します。」「その時は指導室が相談にのります」「教委が誠意を持って対応します。」など通り一遍の回答だけでは、誠意が伝わらないのではないでしょうか。
 強引で準備不足な計画であっても、もう少し位住民に寄り添った気持ちだけでも出してくれないのかなと。 人間理屈だけではないこともあります。 もう少し柔軟な態度を示してくれれば、気持ちが変わる人も出てくるかもしれないのに、と思うことがしばしばあります。

2012年9月17日月曜日

38 説明会② 通常、統合まで3年以上時間をかける理由

説明会前に、統廃合を専門にされている先生の講演がありました。参加人数30名は超えていたのではないでしょうか。
 今回の山谷小との統合計画では、二校の統合前に、発表からたったの1年で山谷小を転校させて実質統合状態を作るという手法が使われていますが、そのことに一番驚かれていました。
 確かに、学校の統廃合手続きは、いろいろ大変なものがあり、すぐにはできないのだそうです。それを、転校という措置をとれば、手続きは少ない。でもそのような荒技は、どこでも見たことがない。本当にそのようなやり方ができるのかどうか、これから少し調べてみたいとのことでした。

 保護者の心配のひとつに、この性急さと強引さがあります。
 どこの行政・教委でも統合前には最低3年はかける。ということが常識のようです。
「まあまあ。子供は柔軟だから、大丈夫だよ」 とおっしゃる方は少なくありません。私もそのようにも思っていた時期も正直いってありました。でも説明会に出て、他の保護者の方の訴えを聞くうちに、それは、あまりに乱暴な考えであったことがわかりました。
 
 説明会での意見です。
 意見者: 準備期間に1年もないなどはありえない。
両校の子供たちは、朝学校に行って一番最初に何をするからして違うと思う。休憩時間の使い方、給食、など一つ一つが同じではない。また、山谷小は低学年からPCを使わせているとのことだが、代々木では高学年しか使わない。そういったところで、できるできないの話になるでしょう。
 大人が考えているよりもずっと細かく身近な問題で、いじめなどのトラブルも起きます。
ですから、普通は統合する前にゆっくり時間をかけて、そういったズレを埋めていくのではないのか。 
 しかし、山谷の子の安全を守るためには、早くしなければいけないのであれば、最初に戻るが、代々木中学校に山谷小学校を維持して移るのが一番良いと思う。

  この意見に大きな拍手が起こりました。

2012年9月16日日曜日

37 9/16 今日は鳩の森八幡神社のご祭礼日です

 南新宿町会が当番なので、氏子九町会8基の神輿が南新宿に集まったそうです。
そこで代々木小学校の鼓笛演奏が行われました。
 校歌・銀河鉄道999・そばかす  の三曲が演奏され、大きな拍手と歓声を頂きました。
人数は普段よりも少なかったのですが、ビルの谷間の道路ということも手伝って、音が反響したのか、とても大きな音に聞こえて迫力がありました。

 区長さんはじめ、各町会の担ぎ手の皆さん方もたくさん見てくださっていたので、さぞかし緊張したことと思いますが、子供たちはよくやりました。本当に親のほうがドキドキしたことでしょう。

 鼓笛演奏のあとに区長さんの挨拶があるということで、その発言に注目が集まりましたが、地域の伝統と文化を守って街を活性化させてほしいとの内容だったようです…。

 祭礼には、代々木小学校は、PTAで割り振って祭礼のお手伝いをします。子どもも勿論親について行ったり、太鼓連として、踊り手として、担ぎ手、賑やかしなどなど、活躍する場が多いものです。
子供は地域の宝。といいますが、祭りでは特に実感します。

 今回の統廃合計画が進めば、この地域から学校はなくなります。子供たちは地域を素通りして隣の地域に通うことになり、子供と地域の関係は希薄化するというのが、今までの統廃合の例からみえることだそうです。
 しかも山谷小学校は行政地区も、氏子地域も違って代々木八幡宮の氏子地域の学校ですので、来年からは、二つの地域の子供が混在することになり、毎年ではありませんが、祭礼のこうした鼓笛演奏、土曜日授業と地域行事との調整、 地区運動会も、今まで千駄ヶ谷小・鳩の森小と3校で当番して開催していましたが、子供たちは学校はないけれども地域住民として参加するのか、どれをとっても綿密な調整をしなければ、うまくいかない、ヘタをすれば、この地域の祭礼からそのうち子供が消えてしまうかもしれないのです。 
 しかし、その綿密な作業をするのは学校では校長先生はじめとする先生方、地域では住民の方々、保護者などであって、決して教委さんではありません。
 大げさに言っている訳ではありません。実際区内の以前の統廃合で、神輿の担ぎ手が大幅に減ってしまって、成り立たないといった事例があったそうです。
 是非鳩の森神社祭礼の氏子問題としても、関心を以て考えて頂ければありがたいと思います。
 

2012年9月15日土曜日

36 第4回保護者説明会 ~怒号と涙~

9/15(土)10:00~12:00 (長くなりますので、随時公開します)
 ※私は録音していませんでしたので、自分が聴いた範囲でお伝えします。
  後日音源等で確認後、訂正があればお伝えしますので、参考までにご覧下さい。

まずは、教委さんが説明に入る前に、保護者側から今までの質問に回答がなされていないとして、用意された質問状により、14項目にわたる内容の質疑応答となりました。
 
 そして、その中で、でてきた参加者の意見が印象的でしたのでまず、お伝えします。

▲来年度の児童の比率が 山谷2:代々木1 であることについて 
意見者:教育の現場をよく知っている。しかし、受け入れなどで、外から来る人数と受け入れの比に2:1 などありえない。どんなにひどくても 1:1 。当たり前の措置です。100名のところに200名は教育としては配慮なし。そのようなことをさせるなど現場の先生も気の毒すぎる。と声を震わせての訴えに会場も大きく同意し、涙する方もいらっしゃいました。

同意者:先日夏の行事で他校と共に行うプログラムがあったが、人数の比率がやはり代々木が少なく、自分たちが転校生のようで自分を出すことができなかった。と子供から聞いた。
 一つの行事でも、こういうことが明らかになっている。これが学校の毎日の生活となった場合の想定をなぜできないのか。そんなときに大事なのは、子供たちをよくわかっている先生、子どもたちの割合が2:1ならば、先生の割合は1:2でなければならない。特に校長先生はこの混乱期の1年を知っている先生、あと3年は続けなければ困る。
▲子供にいじめなどの問題が起きたときの対応について、教委指導室がきめ細かく対応するとの説明に。
意見者:数年前いじめ問題が起きた時、教委は何も対応してくれなかったことを覚えている。だからその言葉は絶対に信用できない。それでもその時はクラスの保護者が団結して要望したので、教委まで意見が上がったが、小規模ではない来年度からは保護者がそんなに団結するとは思えない。だから余計に心配が募る。
 実際に問題が起きた時に、どのように対応する用意があるのか、具体的に示してくれなければ
絶対に信用しない。




 

2012年9月8日土曜日

34 署名運動本格化 ご同意下さる皆様にお願い致します

 現在、保護者、OBは勿論、地域への働きかけも本格化しており、来週あたりに教育委員宛 第一回目の署名提出をする予定のようです。
 これに間に合わなくても引き続き2回.3回と、集まり次第提出するようですので、まだまだ皆様のご協力をいただけましたら、大変ありがたく思います。 

「渋谷区の子どもの教育環境を守る会」 にて署名用紙を取りまとめております。 

 今までの渋谷区内で起こっている教育施設の問題を見てきて、今回のこの件を簡単に受け入れてしまうと、また近いところで次に同様のケースが起きてしまうと思わずにはいられません。
 
 このようなやり方はおかしい、、ということは十分わかっておられるのかもしれません。仕事だから。そうするしかないと思っておられるのだとも思います。
 住民としては、仕事をすればするほど区民に喜んでもらえる。そんな組織であってほしいです。
 是非ご署名のご協力をお願い致します。
 
 
 
 
 

 
 

2012年9月6日木曜日

33  9/3 山谷小との意見交換会 

この会合に出席された区議さんのご報告がありますので、ご参照ください。
http://shibuyaopen.blog17.fc2.com/blog-entry-1667.html

 この山谷小との意見交換会は、建て替え、転校問題が降って湧いた当初から、一番、一番望んでいた会合であったと思います。過去の山谷小での教委さんの説明会の記録を見る限りでは、同じくこの教委さんのやり方に対しての不満や、転校そのものの不満の声も多数上がっていましたし、そのうち山谷小も廃校ということになり、山谷小OB会の総会などでは、相当問題になっていたと聞きます。地域の方でOBだという方も、この校舎が本当に建て替える必要があるのか疑問を持っているという方がいらっしゃいました。

 代々木小保護者の反対は、山谷小に向けられたものではないことが、署名用紙やチラシなどからもうかがえます。
 山谷小保護者の方々と一緒に良い方法を考えたい。一緒に一枚岩になって反対できないものか常に訴えていたのですが、諸々の支障があるようでこれまでなかなか叶わなかったのが現実です。この意見交換会を機会に、どこに問題があるのかを一緒に考えられれば、事態は変わっていくのではないかと期待してしまいます。 
 

2012年9月4日火曜日

32 8/28 教育委員会説明会(地域) 概要

あいにく、出席できませんでしたので、出席された方から聞いた範囲での内容を記します。
ご参考程度にお読みくださればありがたいと思います。
また、議事録等がきましたら、詳しくお伝えできると思います。
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2012/8/28(火)18:30~20:30 於 葵会館

教委からの説明 : 6月の説明会にて保護者へ新校設立を提案するまでの経緯 

質疑応答 : 
①新校の案ができたのはいつか⇒教委「今年6月です」
②耐震工事の話からいきなり統廃合の話になるのは、あまりに場当たり的ではないか。他区で教員をしているが、統廃合はあっても計画的に長時間、教委と学校、PTA,地域が話をしている⇒回答なし
③代々木小が廃校になったとき、同校の敷地はどのように利用するのか。
⇒地域の利便を考え、地域防災センターのようなものを考えている。
④200名もの児童が急に転校してくるとなれば、子供の心の動揺が大きい。いじめや不登校の原因になることも考えられる。その場合、あなた方教育委員の実名がマスコミに出ることになるが、その覚悟はあるのか。⇒回答なし
⑤山谷小の敷地に仮校舎は立てられないのか。
⇒校舎を壊すと、そのコンクリート片を校庭に置かなければいけないので、仮設校舎を校庭に建てるスペースがない。
⑥今回の話はなしにして、はじめから案を作り直したほうが良いのでは。
⇒方針通りにやりたい。
⑦代々木小児童は原宿外苑中学に、山谷小児童は代々木中学に進学している。新校ができた場合、卒業生はどちらの中学校に進学するのか。
⇒明確な回答なし
⑧山谷小で、代々木小のPTAは納得していると言ったそうであるが、そのような事実はない。謝罪してほしい。⇒明確な回答なし
⑨代々木小は元々鳩の森小から分離したのでそちらと統合したほうが良いのでは。
⇒参考になりました。
⑩区長は地域のことを考えていない。画期的な意見があれば案を変えられるのではないか。
⇒無回答
⑪すぐに山谷小を廃校にしない理由は。
⇒新校を山谷小と代々木小を基盤にしたものにしたいので、新校が立ち上がるまで、山谷小を廃校にしない。
⑫現在、教委と代々木小PTA、教委と山谷小PTAというように別々に話し合いが進められているが、このまま新校が発足したら、PTA同士の対立になるのでは。
⇒両校のPTAと合同の話し合いを持つようにします。
⑬代々木小の敷地跡に新校を建てられないか。
⇒もう少しすると、代々木小の校舎が古くなるので、できない。
⑭校舎があって教育があるのではない。発想をかえてほしい。
⑮今後もこのような話し合いをもってほしい。⇒そうします。

2012年9月2日日曜日

31  9/1発行のしぶや区ニュースで

学校選択制の「希望調査書」を提出して下さい。との記事がありました。
「建て替え工事のため山谷小学校の通学区域の人は代々木小学校が通学区域となります。」とあり、代々木小学校の受け入れ人数が昨年の倍の 62名 で山谷小学校は既に省かれています。

ほかは、殆ど変わりないのですが、鳩の森小学校が2名増えていましたのは、少し気になりました。
これは昨年のPDFです
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/city/news/pdf/20110901/p3.pdf

こうして、教育委員会さんがたてたタイムテーブルに従ってどんどんと進めて行かれるのですが、そのことはあまり気にせず、おかしいことは、おかしい、と反対運動は益々大きくなっていく模様です。

このお話を人にしていくうちに、このような意見にもあいました。
「公立の小学校に通わせているなら、教育委員会のいうことを聞くべきで、嫌なら私立に行けばいい」「反対したところで、あなたたちが学校運営をできるわけではないのだから」

そうなのでしょうか。自分たちでは運営できないから、口を出してはいけないのでしょうか。
公立の小学校運営が気に入らない人は、私立を選択するしかないのでしょうか。

そうではないはずです。学校設置者の区長さんが、どんな考えを以てこのような対応を起こしたのか、渋谷区民としてしっかり関心を持って、目を光らせることが大事なんだと、痛い思いをしてはじめてわかったのです。
 この問題は、ただ現在山谷小と代々木小に通わせている保護者だけの問題ではないと思います
できるだけ多くの人に知って頂きたいと思います。

2012年9月1日土曜日

30 一般的な統廃合問題ではありません。

 この問題を人にお話しする時に、最初は、「統廃合問題多いね。子供が少ないから仕方ないよね。」と早々に流されてしまうことが度々ありました。でも最後まで話を聞いてもらうと殆どの人が、「それおかしい!」となります。学校問題に詳しいメディアの方々からも、ここまでの話はあまりないという意見がもれなく聞かれるようです。

 そして現在、保護者・地域の皆様方等々の声掛けにより続々と署名が集まっているようです。
 
 
  
 

2012年8月28日火曜日

29 文教委員会~山谷小改修は不可能か~


 8月3日に行われた文教委員会で。

 文教委員の共産党議員さんからの教育委員会に対しての質問に、文教委員の自民党議員さんが強硬に教育委員会サイドを擁護し教育委員会さんが応える前にそこで質問を潰してしまう。というやりとりが何度も繰り返されていて、傍聴者も異様な雰囲気を感じたように思いました。
 ここで大問題になっていたのが、山谷小の耐震補修工事が、可能か不可能かがわかる、専門家の書類をこの場に出すか出さないか。であったと思います。教育委員会さんのこれまでの立場は、「山谷小の改修は不可能」という専門家の判断であるから、廃校か建て替えを選択しなければいけなかった。そして建て替えを区長が選択した。ということでした。この専門家の判断が書かれた書類を見せれば、噴出している大きな疑問に一つ答えられる、と思うのです。
 この書類の存在を他の部署で確認したという議員さんからの質問で、2部あるこの書類のもう1部を教育委員会も持っているはず、ということの指摘でしたが、その日は、出てこなかったようです。

やはり同じようにおかしいと思っておられる議員さんもおられます。ここから超党派で何とか考えて頂きたいと、切に願います。
 そして、その会議では建て替え問題は議題に上がらなかったのですが、一通りの会議が終わり傍聴者が会議室を出たあと、そこに全員残って扉が閉められ、またなにか話し合いが始まったようでした。会議室の外で保護者も結構長く立ち話などしていたのですが、終わらなかったようでした。  

  

2012年8月26日日曜日

28 地域の 「心のふるさと」代々木小学校


 代々木小学校は、何といっても、第一期生からの親人の皆様方や、代々木小の母体となった千駄ヶ谷第二小学校(仰徳国民学校)の同窓生の皆さま方が、地元に学校という「心のふる里」を求め、働きかけ、ご苦労を重ねられてようやく、ようやくこの地に創立された学校と聞いています。
 また、創立30年の頃にも、この千駄ヶ谷第二小学校、仰徳国民学校からの同窓名簿を整理されて、代々木小学校の同窓生も皆含めて記念事業を行われた。ことが年史に記されてあります。
  複雑な歴史を持ちながらも、先輩方のご努力により同窓生が一つとなったのです。 こういった、先人たちの思いを知る度に、代々木小学校は、現在の児童と保護者だけのものではないと、実感致します。

 そして先輩方や地域の皆さんが今の代々木小学校を支え見守ってくださってるお蔭で、現在代々木小学校は、非常に落ち着いた雰囲気の中で、先生と保護者が一体となって子供の事を考え、子供たちは本当にのびのびと勉強し、遊んでいます。

 そうはいっても我が家では、いじめや友達とのことを心配したことは実際ありました。しかし、当時の副校長先生に相談し、家と学校で早いうちに対処したことでいじめには発展せずに済み、また友達関係のことについて、学校側でよく見てくださっていて家庭にも声かけしてくださったので、実情を知ることができ、すごくスムーズに事が運んだ経験があります。
 その時にすごく少人数であることのメリットを感じました。いつもアットホームで良いなとは思っていましたが、本当にありがたく感じた出来事でした。
 あの時、子供が置かれている環境が、先生の目に届かずにそのままであったら、問題がおきていたかもしれません。でもすぐに対処してくださったおかげで、またよく見ていてくださったおかげで何事もなく済んだのです。すごく大きい出来事です。うちでは、また人数のことで学校を選ぶとなったら間違いなく少人数を選ぶだろうと思います。 余談でした。

 
 
 

27 8月28日(火)18:30~ 地域説明会 葵会館にて

 いよいよ、町会が動き出したといって良いのでしょうか。地域から書面での連絡がきました。
教育委員会が来られて説明をされるそうです。
葵会館は、文化学園のビルの敷地横にある公園にあります。
是非ご参加ください。

2012年8月3日金曜日

22 住民懇談会で、代々木・山谷の地域住民、保護者その他関係者が疑問点を噴出。反対の決意固める。

7/28共産党議員連主催の住民懇談会には、多くは代々木小保護者やOB・地域住民、そして少数とみられますが、山谷小のOB、地域の方や保護者も参加されていて、とにもかくにもお互いの生の声を聞ける良い機会となったようです。
 それぞれの立場からの主な疑問点、意見としては以下の通りです。

 ○山谷小児童転入用の代々木小整備費用、新校設立にも莫大な費用をかけ、そして代々木小の実質廃校案を出しながら、現在も大金をかけて代々木小の耐震工事を行なっている。あまりに計画性がなく、区の行政にがっかりする。税金の使い方としても大きな問題。
 ○山谷小保護者として。児童が2年間勉強する場所には、こだわらない。しかし、この計画自体は、選択肢もなく、強引で不信感を覚える。
 ○山谷小地域として。壊される現在の校舎は、よく考えられて建てられた良い校舎。本当に壊さなければいけないのか疑問。大金をかけて新しいものを作るのではなく、できれば改修して大事に使ってほしい。
 ○これまでの対応を見てきて、教育委員会への信用がない。山谷小の建て替え自体に疑問が生じてきた。補修が無理とする根拠の資料開示を求めたい。
 ○両校の子供の心のことを何も考えていない。教育委員会が考えたとは思えない計画。
 ○地域住民自体少ないこの代々木地域では、小学校児童・保護者は行事を支える大事な存在でもある。 地域から学校がなくなるのは非常に大きい問題。避難所にもなっているので困る。
 ○小規模校では児童にコミュニケーション能力が育たないとする区長への疑問。少人数だからこそ、意見交換が活発でコミュニケーション能力が育っている。学力面や生徒指導面での把握が容易で、きめ細かな対応や個別対応が可能であり、欧米等先進国では少人数授業が理想とされている。区として小規模校は意識的に残すべきではないのか。




25 住民懇談会で ~計画を白紙に戻すために・署名運動~

やはり、この計画を白紙に戻すためには、地域、保護者、関係者皆が心を一つにして本気でかからなければ、今までの例からして難しいだろうとのことでした。
 しかし、実際にそのようにして、署名を集め、区議会議員に働きかけた結果、このようなトップダウンの計画では大変難しいと思われる、請願書の採択が行われた例が、最近の渋谷区議会であったそうです。
   
 白紙撤回出来るかどうかは、皆さん次第。とのお話を伺い、決意を新たにした方も多いでしょうし、実際何をすれば良いか、具体的な質問も出ていました。

 署名活動はすでに始まっています。このブログでも署名用紙をお届けできるように検討しています。皆でできること、また各々が自分にできることを考えて行動に移さなければ、私たちの町の学校がなくなってしまうということです。
  




2012年8月1日水曜日

24 8月3日(金) 区議会文教委員会を傍聴しませんか。

8月3日(金)13:30~15:30  開始時間前に渋谷区役所5階 区議会事務局にて受け付け後、入れるようです。 今回、この建て替え問題が議題にあがる予定だそうです。多くの方が注目をしているということも委員の方々に知って頂けますし、実際に影響もあるようです。保護者に限らず、OB、地域、ご関係のみなさま、またこういった事例に興味をお持ちくださっている皆様等々、あふれるほどの人数で傍聴できれば素晴らしいですし、また実際に傍聴した方の話を伺いますと、一般的な会合とは程遠い雰囲気で会が進められているようで、区民として是非注目すべきではないかと思いました。
  また小さい子を連れては…と遠慮なさっていた方もいらっしゃるようでした。しかし、幼稚園の問題の時は区議会が子供であふれかえっていたというお話も先日の懇談会でありましたので、一度行かれてみても良いのではないかと思います。

 また、8月2日(木)10:00-11:00は、教育委員会定例会が行われ、こちらも傍聴できるようです。
こちらは4階教育委員会事務局にて時間前に受付です。

 区のサイトでは、会議は変更になることもある。と注意書きされていますので、ご心配な方は予め議会事務局、教育委員会事務局にご確認下さい。

2012年7月31日火曜日

23 住民懇談会で 


 教育委員会さんが、代々木小説明会で、短い期間での統合の成功例に本町一貫校のことを挙げ、直接携わったノウハウがあるので私たちにまかせて下さい。というお話をされたことがありました。実際はそれでも発表から実際統合まで三年をかけていたことが保護者からの質問により明らかになっていますので、今回の計画の例として出せるものではありませんでした。
 
 勿論、良い面もあったとは思いますし、現在通っておられる方は不満をお持ちの方ばかりではないとも思います。しかし、その例があるから、この例もうまくいきます。と出すことには違和感を覚えた方が多かったようです。

2012年7月27日金曜日

21 代々木小を好きなワケ ②

代々木小を語る上で、「鼓笛隊」を抜きには語れません。
 代々木小は少人数ですので、鼓笛隊は5・6年生全員で担います。
と言いますか、子供たちにとっては、5年と6年だけがやらせてもらえる。
という言い方が当てはまるかもしれません。

 1年生から入って4年間先輩達の素晴らしい演奏を見ながら聞きながら育つ低・中学年は、先輩のように格好よく演奏をすることに憧れます。そして、その学年に至ったとき、なかなか思ったようには吹けなくても、先生、先輩が教えてくれ、仲間同士で励まし合って、いつも本番には驚くような演奏を聴かせてくれるのです。一生懸命練習している賜物というほかありません。
 いつでしたか、学校公開で休み時間に鼓笛の練習をしていたことがあり、覗いてみたらパートの違う友達同士で、曲を合わせはじめて、そのうち一人二人と増えていって、吹き終わる頃には5年も6年も全員が一緒に吹いていて、大きな演奏になっていったのです。それが何とも楽しそうで。 なんだか、こんな学校公開のひとコマで?と自分で驚きながらも涙がこぼれていました。
 他にも同じように鼻が赤くなっている保護者の方も見受けました。なぜ子供の演奏というのはこんなにも人の心を打つのでしょう。言葉もなく音で繋がる子供たち。目標に向かって休み時間も使って一所懸命練習する子供たちを本当に誇らしく思います。

 鼓笛隊は代々木小の誇りです。

子供と幼稚園の時にみた、代々木小の鼓笛隊が格好よくてここに決めた。という方がいらっしゃるのもうなづけます。
 この数年いつの鼓笛隊も素晴らしいと思っていますが、数年前のその頃は今以上のこともされていたそうで、今の子供たちは、そのビデオを見てかなり刺激を受け、追いつけ追い越せと奮起しているようです。
 これは素晴らしいことと思います。自分たちの知らない先輩の存在を感じ、憧れ、そのようになりたいと頑張る子供たち。 本当に代々木小はアットホームであたたかい。と感じます。

  素晴らしい指導者がいらっしゃることも大きいです。また、その指導が隅々まで行き渡るのは、少人数だからこそだと、大方の保護者は考えていると思います。

20  7/28 この問題についての住民懇談会が開催されます


 この問題について、代々木小保護者は必要に迫られ、教育委員会の会議や、渋谷区議会の文教委員会、本会議などを、議事録やインターネット中継などで、また直接傍聴するなどして、行政、政治の動きに大注目しているところです。 
 今現在ご心配を頂いている議員さんは少なからずいらっしゃって、心強く思っているところです。その中にあって、7/28(土)ー午後2時 全理連ビル9階ーには共産党さんが、この問題に関する住民懇談会を行うとのことです。これには、保護者も参加するでしょうし、これを契機に、渋谷区議会議員さんにおかれましては超党派での活発な意見交換、話し合いが行われますことを切に切に望みたいと思います。
 

2012年7月25日水曜日

19 地域の方の心配

先日、7/19に区長さんが地域住民へ説明会を開催するまで、地域には一切説明会が開催されず、教育委員会さんの方針で、保護者の説明会には、保護者以外地域住民であっても入れない。ということが続いており、なかなか地域の方に情報が届かない状況が続いております。区長さんの説明会も先方から開催日前日に連絡が入り、翌朝8:30の開催でしたので、地域の方への連絡を行き届かせるのが難しい状況だったそうで、多くの住民が知らないままです。

 しかし、この問題は、地域を抜きにしては考えられない問題です。代々木は千駄ヶ谷地区で、いつも鳩の森小と千駄ヶ谷小と一緒となります。私の知っている限りでも、毎年恒例のイベントの数々、神社の祭礼、放課後クラブの交流、野球、サッカーなどなど、子供たちの交流も多いです。
 しかし、山谷小とは行政地区も異なるので、今まで何かを一緒にするということはなかったそうです。
 こういった地域の行事は、どこでもそうかもしれませんが、代々木小でも学校のPTA役員が保護者に役を割り振ってお手伝いし、子どもは学校から手紙をもらってきて共に参加します。

 もし、これが行政地区の異なる山谷小と一緒になった場合、そういった行事の数々はどうなるのでしょうか。児童同士仲良くなったとして普段は一緒だけども、あなたはこちらの行事、あなたはこちらの行事と振り分けて参加するのでしょうか。それともどちらにも参加するのでしょうか。役員さんは二つの地区分の行事を照合してさらに、それを山谷小側、代々木側の保護者をあてて割り振るのでしょうか。もともと山谷小担当、代々木小担当の役員などができるのでしょうか。そうしてどこまでも線が入った状態で行かなければいけないのかと考えてしまいます。 
 イベント等はどこの地域でもおそらく同じ頃に開催されます。もし日にちが違ったとしても、一回参加すれば、来週はこちらのイベントに参加しようとはならないのではないかと、これは私の勝手な思いで、少数意見かもしれませんが。
 また、地域が行事を行うにあたっては、おそらく学校との日程調整もなされていることと思います。すると、今度からは両地域が重ならないように、また学校行事とも重ならないように日程を調整していくこととなるのでしょうか。そもそも、山谷の地域に児童が通って、代々木小の地域から学校がなくなって今までのように存続できるか不安も出てくると思います。
 ですので、小学校が地域に果たす役割は非常に大きいといえます。学校は保護者や児童だけのものではないと実感します。いつも代々木小の校長先生やPTA会長は地域、学校、保護者が三位一体とならなければ健全な学校運営はできないとおっしゃって、代々木小はそれがすごくうまくいっているとおっしゃってくださっていますし、保護者も同じように感じているところだと思います。
 
 これは確実な情報ではありませんが、統合以降も行政地区の変更はないということを聞きました。そうすると、こういった地域の問題はどうなるのか、説明会では、これから検討します。という回答でしたので、現時点ではそこまでの対応は出来ていないものと想像できます。
 当然です。地域の方と話し合いがなされていないのですから。教育委員会さんの話を伺っていると、ごくごく一部の方とは話しているようなのですが、それでは地域住民が納得できるはずがありません。
 
 そうした問題が山積しています。 通常統廃合が最低でも三年以上の年数をかけて行われているのはこうした問題を一つ一つクリアしていって、初めて一緒になれるものなのでしょう。
 今回は山谷小は4月、代々木小においては5月に初めて説明会があり、来年の4月には、もう一緒になるとのことです。教育委員会さんは、山谷小が転校してくるだけで規模が変わるだけです。とおっしゃいましたが、実質の統合であることは誰の目にも明らかです。

 代々木小の保護者の方々が、地域の方をよんで説明も少しずつなされているようです。知らない間にわが町の小学校がなくなった!ということにならないために、これから益々地域の方との連携が求められるのではないかと思います。

 ちなみに山谷小と代々木小では学区が違いますので、現時点では進む中学校も違うということになります。山谷小は代々木中、代々木小は原宿外苑中です。これも検討課題の一つではないでしょうか。

2012年7月23日月曜日

18 代々木小保護者座談会が開催されました。

7/21 座談会では、保護者の現在の気持ちを聞いたり、実際はどのような状況かを皆さんに伝えられたりしたようです。その会場では、教育委員会からの手紙を受けても全く動じる気配はなく、この計画の乱暴な進め方には反対を通し、代々木小児童を混乱から、代々木小学校を廃校から絶対に守る。と決意が新たにされたとのことです。


17 夏休み直前。教育委員会からの手紙

7/20 の明日から夏休みという日、子供が教育委員会と両校長先生の名前が入った手紙を持ち帰りました。両校の保護者宛となっています。
 そこには、夏休み中に、両校の教員が25年度の教育活動について実施方法や内容を検討、また交流活動についても調整を行い、秋からは行事や学習交流を実施する。また山谷小児童のスケジュールについては代々木小転校について9月に説明後、個別に相談も受け、保護者の意向を聞きます。との内容が書かれています。そして最後には、着実に準備を進めて参ります。との一言が添えられています。


 この手紙と同日に代々木小の保護者で座談会を開催するとの手紙がきました。
 

2012年7月21日土曜日

16  区長と地域住民との話し合い

7・19 区長との話し合いが行われました。

 そこでの話は、私自身は参加できなかったので、聞いた話となりますが、区長が山谷のことを渋谷の成城だとし、卒業した著名人の名を挙げ、代々木はいないので、一緒になるのは良いことでしょう。との内容の話があったそうで、地域の方も唖然としたそうです。
 同様の話は、先日代々木小保護者が区長に面会に行った時にもあったそうで、大変に憤慨されていました。あまりにも話の焦点が違うこともあるでしょうし、代々木地域を蔑視しているようにも感じたことでしょう。
 
教育委員会さんは、今年第2回の定例会で教育長さんが、山谷小を廃校にするか、建て替えにするかは、学校設置者である区長が決めたことです。と委員さんの問いに回答されています。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/edu_shibuya/pdf/24iinkai/24kai02.pdf 8頁

もし、区長さんの決定の根拠がこのようなことにあるならば、非常に問題があるのではないかと思います。

代々木小は小規模ありきではないですが、小規模だからこそ先人が培ってきたとても温かな校風が続いています。このような考えにより大事なものが壊されるのは、我慢できないことだと思うのです。

2012年7月19日木曜日

15 代々木小をすきなワケ

とにかく代々木小の保護者は代々木小が好きです。
我が子が通っているのだから当たり前のようですが、校長先生のお人柄もあり、
保護者との関係もとても良好で、保護者が誰かいつも学校にいて何かしらボランティア活動をしているように感じます。しかも明るく楽しんやっているのが特徴かなと思います。
  児童もそれが当たり前で、「あ、誰々のお母さん!と寄ってきて挨拶して子供の報告をしてくれたり、知らない子でも、寄ってきては誰のお母さん?と話かけてくれます。
少人数ということもあって、6年間いれば殆ど顔見知り。の関係。
児童も皆大体名前と顔が一致するかな、というところです。


 子供は、縦割りでの活動も多いですし、校庭開放等では最近見ていると、1年から6年まで皆一緒にサッカーをやっています。たまたまその日だけではないと思います。6年生の1年生へのフォローが素晴らしい!と感動しました。 そしてそれを見ている下級生もそうやって下の子を面倒見ながら遊ぶことを自然と学んでいるんだろうなと、本当に清々しい気持ちにさせてもらいました。
 そして、代々木小の校庭開放には、卒業生も遊びに来て、そこに混じって遊んでいることも結構あるようです。 在校生は卒業した先輩が中学校のことで悩んだりしていると心配したり、中学校に進学するのも、先輩がいるから楽しみ。という声も耳にします。

 こんな風に大げさに書いていますが、昔は団地やご近所等で、大きい子が小さい子の面倒を見て意地悪することもあれば、かばったり、じゃれたり、そんな風景が当たり前でした。

 でも今はなかなか縦のそこまでの良い関係が見られるかといえば、思い当たることも少なくなったように思います。
 でも代々木小に行くとそんな縦関係の微笑ましい場面に出会うことが多いのです。



14 質疑応答「山谷小児童の安全は転校した時点で確保できる」

④山谷小の児童全員が区内の小学校に転校した時点で耐震の問題は解決されているはず。
今の時代、ダム工事でさえも止まってしまうこともあり、休校になった学校の建て替えをする必要があるのか。補助金というのは適正利用の法律もある。渋谷区が負担することになるかもしれない。という問題もでる。山谷小の実態が存続しなければ建て替えの話にはならない。

との意見で拍手が湧き、議会では可決されたとする建て替え自体にも疑問が続々と上がっています

13 質疑応答 「議事録の間違いを指摘」

③第2回説明会議事録(教育委員会作成)での大事な部分である、
「100名のところに200名が押し寄せ、一緒になるまで数ヶ月という事例は他にあるのか。という問いに、
「私どもは承知しておりません」

と言ったところを、議事録では

「私どもは承知しております」

としてあり、保護者側の録音で発覚しました。先方は確認します。としましたが、後日訂正表が配布されました。
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これも、本当に嘘みたいな話です。
こういうことが重なって、やはり信頼関係は土台から築けていなかったように思います。

12 質疑応答 「学校希望選択制との矛盾の認識なき 過失」

②選択制において、両校の保護者が山谷地区であるけれども代々木小を、代々木地区であるけれども山谷小を、それぞれデリケートな部分で選択している場合もあり、そういった認識が全くない上でこの計画を進めていたことが質疑によって判明し、教育委員会側も認められました。
 しかし、そうだからといってこの計画が検討し直されるものではないとのことです。

 教育委員会では、渋谷は小学校については特色ある学校づくりはしていないとのことです 。
 小学校においては、学校の個性の違いは地域の違い。ということでした。
 
 

11 説明会質疑応答 「情報操作への指摘」

説明に対しての保護者の主な指摘は次の通りです。

①区議会第二回定例会の中で、新校設立につき質問をされたところ、教育長さんが「代々木小の保護者からでた話」との答弁があったやりとりをインターネット中継で視聴した保護者が、その根拠を尋ねたところ、代々木小のアンケート78家庭の中の、それも一人につき幾つも意見を記入している中のたった一つの意見であったことがわかりました。それをあたかも大方の意見であるかのように説明するのは情報を操作していることになるので、今後気をつけて欲しいとの意見に、教育長も「わかりました」と自認されました。


最初にも書きましたが、皆さん色々な考えがあるのは当然です。 
自分自身も日々色々な方向に心が揺れているのがわかります。
しかし、真剣に学校や子供のことを心配して記入された保護者の考えの一つを、都合よく利用するということがあるのでしょうか。

10  第3回説明会 説明内容

6/30(土)には、教育委員会による第3回説明会が開催されました。
説明の主な内容は下の通りです。

①山谷小校舎は全面解体、現在の敷地に新校舎を設立する。
 工事期間は平成25年度、26年度の2年間
 この問題は東北の大震災後、国、都が首都直下型の地震の見直しを行なっていて、渋谷区の震度6強の被害想定エリアが広がっており、急がなければいけない課題である。
②工事期間中、山谷小児童の学習の場、仮校舎については代々木小学校をお借りし、原則転校とする。
③山谷小はその間休校扱いとする。
④平成27年度新しい校舎ができた場合、山谷と代々木両校が一緒に学んだ実績を以て、両校を母体とする新しい学校を作る。
  ④に関しては2年間の両校の子供たちの動向を見た上でその先を決めたらどうかという意見もあったが、教育委員会としては一定の意見をまとめて、教育委員会としての意見を示さなければならず、現時点では2校を母体とした新しい学校を作る、という方向性で進めていこうということで6人の意見はまとまった。
 27年までにはまだ時間もあるので、新しい学校を作るということに関しては丁寧に、慎重に進めていこうということで話がまとまった。

以上のように進めていくことを教育委員6人の合議体で確認した。

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2012年7月18日水曜日

9 意見書より「信頼関係を損なう教育委員会のやり方には断固反対します」

教育委員会は、他の選択肢がないことを証明する文書的資料を提示せず、代々木小PTA総意としての会長名での「要望書」の質問事項にも回答文書を示さず、学校希望選択制に基づいて、代々木小PTA総意としての会長名での「要望書」の質問事項にも回答文書を示さず、学校希望選択制に基づいて代々木小と山谷小のデリケートな違いを丁寧に吟味して選択した各家庭の事情に全く配慮を示さず、教育委員会作成の第一回説明会議事録では、保護者側の最重要発言の一部をカットしています。 
 さらに代々木小で提案賛同者が多数であるという根拠はないにも関わらず、山谷小での説明会では、あたかも代々木小では反対は少数で、多くの人が理解しているかのごとき、謝った事実認識に誘導するような発言をしています。信頼関係構築を困難にする、教育委員会側のこのような姿勢を許すことができません。
 教育には様々な考えがあり、各家庭の事情も様々です。そのような個々の事情や価値観の相違の存在に対する敬意を欠落した、これまでの教育委員会の説明、様々な事情に全く配慮しない乱暴なやり方を認めることはできません。
 事実をしっかり共有し、信頼関係を構築し、子供たちにとって真に望ましい解決策を周囲の大人が一緒になって模索したいと思います。

8 意見書より 「地域住民の方への責任からも受け入れられません」

今回の提案は「転校」に過ぎないとされていますが、2年後の「新校」設立方針が示されています。
 今回の「転校」措置受け入れは、2年後の名実共の統廃合に道を開くものとなります。統廃合は「学校の持つ地域的意義等をも考えて、十分に地域住民の理解と協力を得て行うように努める」べきものです。それゆえ、「転校」措置という巧言をうのみにしてこの提案を受け入れることはできません。
 「新校設立」方針を掲げる提案である以上、地域住民を交えた議論をしっかり踏まえた上でなくては、是非を判断することはできません。

7 意見書より 「悪しき前例は作れません」

現在日本の教育行政では、小規模校の統廃合を推進すべし、という方針が出されています、しかしあくまでも個々の事情に配慮し、地域や教育現場に混乱をきたさぬように進めるのは最低限の条件です。
 旧文部省通知「公立小・中学校の統合について」(昭和48年9月27日付け 文初財第431号)にも「総合的に判断した場合、なお小規模校として存置し充実する方が好ましい場合もあることに留意すること」、あるいは「学校統合を計画する場合には、学校の持つ地域的意義をも考えて、十分に地域住民の理解と協力を得て行うように努めること」とあります。しかし、今回はそれらの点において全く配慮されておりません。
 この渋谷区教育委員会の提案を受け入れることは、行なってはならない方法での統合の先例を作ることになり、代々木小・山谷小両校だけの問題ではなく、他の同様の問題に直面する人々に迷惑を及ぼすことになります。

6  代々木小保護者の有志で出された意見書より

代々木小保護者は、山谷小児童の安全と教育を受ける権利は尊重したいです。
しかし、山谷小学校児童を原則、全員代々木小に「転校」させようとする渋谷区教育委員会の提案は、子供たちの教育環境に混乱をきたす危険性が高いため、また様々な問題を生じさせるため、私たちは断固反対します。理由としては次のとおりです。

1 今回の提案は実質「統合」であり、実施までにすでに数ヶ月。このような「統合」は極めて異例です。  子供たちを「実験材料」にすることはできません。
 「新校設立」が明言され、代々木と山谷の良さを併せ持つ新しい教育過程を準備するとの話がありました。異なる学校で異なる教育を受け、異なる友人関係を育んてきた子供たちの教育環境を統合するには、教育現場を混乱させないため、また子供たちを傷つけないために、通常は数年かけて交流を重ね、慎重かつ丁寧に準備を進めるのが一般的です。
 説明会では、本町学園の話をあげ、「極めて短い準備期間」で無事成し遂げたノウハウがあるので安心してほしいとの説明でしたが、その場合でも3年以上かけていたことが質疑によって明らかになっています。そのような重要な事実を隠して計画を強行しようとする教育委員会の姿勢に不安と不信感を募らせた保護者は少なくありません。
この提案と同様の先例はあるかとの質問に、「私どもは承知しておりません」との答弁がありました。
それほどの前例がない計画であるにも関わらず、リスクの検討を一切しないまま、任せて下さいとの一言で片付けてしまう、あるいは先生方に丸なげしてしまうこの提案は、極めて危ういものです。
「実験」どころか「冒険」だという保護者の発言もでています。子供たちを極めて危うい「冒険」に晒すことはできません。

 

2012年7月15日日曜日

5 代々木小の保護者が反対する理由のひとつ

まずは、反対も賛成もなく説明会に出た方でも皆が反対になってしまうような第2回説明会でした。
 実際私の周囲の方も、廃校は嫌だけど受け入れは仕方ないよね。と言っていた方々ほとんどが、教育委員会さんの対応をみて、こんないい加減な提案には、断固応じられない。と、反対に傾いていきました。

 基本的には、受け入れ施設や敷地内工事が本当に不可能であるなら仕方ないとの認識が大方だと思うのです。そんな声をたくさん聞きました。
 
 しかし、教育委員会さんからは、敷地内工事をするための仮校舎の面積や図面が示されません。だいたい見てわかったので、図面は引かないとのことでした。

 代々木中学校(空きスペースを利用)は利用できそうですが、そこまでの距離があり、スクールバスも検討したが、莫大な費用がかかるから断念したとの説明でしたが、金額はいくらを予定してるかとの質問に、費用の計上はしていません。と回答がきて会場にどよめきが走りました。本当に驚いたのです。そんなものなのでしょうか。
 保護者の中にも色々な職種の方がいらっしゃって、そんな仕事があるんでしょうか。子供のおつかいですか。と意見されていました。
 江東区などでは廃校を計画的に残しておいて、スクールバスを使って何校も建て替えをしているようです。

 とにかく保護者の方は皆さん、納得する材料が欲しいと思うのです。
 図面も引いていないなら、数字も出していないのなら、保護者を納得させるために、これから作って下さい。という意見がでましたが、応じられない。とのことでした。
 
 ああ、説明会は開くけれども、保護者を納得させるということは必要ないのだ。と実感しました。
 ということは、上の方で何かが先に決まっていて、他の選択肢があろうがなかろうが、この線で行かなければならない。そんな仕組みなのかな、と思わずにいられませんでした。

 

4  代々木小に転校させる理由

 6/16(土)第2回説明会では、前回と同じく、山谷小が建て替えに至った経緯の説明や工事期間中の児童の対応について、山谷小の児童は基本的には代々木小に転校し、その間山谷小は2年間休校と説明がありました。
 代々木小に転校を決めた経緯と理由については、山谷小敷地内工事は、工事の音や振動、児童の安全確保の面から断念。近隣にも仮校舎を建てる空地がなく、他の施設をお借りする案も検討したが、小学校としての特別な広さや特別教室の設置等施設基準を満たないので断念。旧本町東小の利用については、高齢者のための施設建設計画があり来年度以降は使用できない。代々木中学校の空きスペース利用については、距離的に遠く、交通量の多い西参道や山手通りを越えていかなければいけないので低学年児童の心配や放課後クラブへのお迎えの心配があるため、無理があると判断。
 その中にあって代々木小が、山谷小から300Mと最も近い。山谷小児童の通学の負担が少なく、小学校としての機能が全て整った施設環境の中で学校生活が送れる。代々木小は小規模校のため全員代々木に転校しても最大1学年2学級の想定。代々木小の改修により校舎内に教室の確保が可能。両校保護者や児童は保育園・幼稚園時代からの交友がある方も少なくない。

 この説明だけ聞いていると、確かに代々木小が協力するべきことのように思います。本当に、そう思います。 しかし代々木小の保護者の皆さんで山谷小の児童がどうなっても良いと考えている人は勿論一人もいないでしょう。ではなぜYESといえずに困惑しているのでしょうか。
 
 



2012年7月12日木曜日

3 山谷小の皆さんのお気持ちを聞いてみたい。

 同じ代々木小でも、学校からの近さや、兄弟の有無、子供の個性、子供の学年等各家庭の置かれている環境によって考え方が違うのは当たり前です。しかし、正しい情報が等しく与えられていないがための見解の違いはあってはいけないと思います。
 保護者間の見解の違い。山谷小内でもおそらく同じような現象はあることと想像します。また、両校の合同説明会や合同座談会等の交流がなかなか許されない状況で、教育委員会だけが双方を行き来してそれぞれに説明をしていることが、なんとも歯がゆく思われ、未だにそれは解決されていないようです。
 両校の保護者同士で、正しい情報を得られずお互いに誤解し合ったり、あまりの理不尽なものの進め方に怒りの矛先が違った方向に向いてしまったりして、今までの付き合いが台無しになった方もいるような話も耳にしました。
 この計画が説明会で発表されて以来、山谷小学校の児童が2年間どのような方法をとれば安全に学校生活を送れるのか、そして両校がそれぞれの誇りと伝統を持って継続できるのか、全員ではないでしょうが代々木小の保護者は毎日のように、一人で考え、家庭で話し合い、学校で保護者同士顔を合わせては意見を交換し、一部の方は毎夜のように集会所に出向いて話を交わしています。すでに生活面においても精神面においても相当な負担となっていると言わざるを得ません

2   5/12 第1回保護者説明会

 512日(土)に代々木小学校で行われた第1回説明会では資料の少なさに皆さん唖然としました。 山谷小の建築予定の図面と、当日の議事が書かれた2点だけでした。保護者が知りたかったことは、  ・代々木小に何名転校してくる ・クラスは混合か ・二年後どうなる ・その時の子供の心のケア ・なぜ代々木になったのか ・先生の配分 ・代々木校内をどう使う 等々 代々木小の校地の使い方やソフト面については全く資料がなく、口頭で最初に説明しただけで、遅れていった方や、当日行けなかった方には、詳しい内容が伝わらないという結果でした。ここで、当日説明会に出席できた方と、できなかった方との見解の差が生まれたように思います。 
 出席して教育委員会の誠意のなさを実感した保護者の皆さんは、これから先、渋谷区や教育委員会に対し、誠意を見せ正確な情報を伝えるように働きかけ、また代々木小の保護者全員ががきちんと正確な情報を得た上でこの件について話し合い、判断できるように動いていくこととなりました。
 

1  突然の所信表明にとまどう保護者。

この、隣の山谷小建て替えに際し、全員が転校してくるという話は、3月のPTA役員の会議議事録によって、またクチコミで春休み中など噂されてはいたものの、当の教育委員会からは保護者に対し、全く説明がなされていなかったところに、3月1日(木)、第1回区議会定例会本会議で桑原区長がそのことをはっきりと表明し、その内容が、3月15日号渋谷区広報紙「渋谷区ニュースhttp://www.city.shibuya.tokyo.jp/city/news/pdf/20120315/p1.pdf 2p最下段」に掲載されたので、児童も保護者も驚いて動揺したことを覚えています。

 その後代々木小で初めて保護者に対し説明会が開催されたのが5/12日。それまでに、山谷小保護者に対し4/12に説明会が開催され、すでに代々木小に児童を転校させる前提で説明がなされていて、代々木小の意向が不在のまま、話が進められていましたので、この話の本来の内容を抜きにしましても、代々木小保護者はすでに渋谷区教育委員会に対しての不信感を募らせていたように感じました。